「読みたい」と思い買ってしまったけど、重すぎたり(重量、内容ともに。どちらかのみの場合も可)、忘れてたりして読み進めることが出来ずにいる積ん読。新たな年を迎えたことですし、いったいどれだけ積ん読にしているんだろう?と取り急ぎ10冊取り上げてみました。
選定のテーマは特になく、出先(金沢に出張中でサンダーバードに乗ってます)で思い出せる本をランダムに選んでます。
ちなみにサンダーバードって車内販売がなく、新幹線と同じ感覚で乗ると、約2時間半ちっとも飲み食いできないので図らずもダイエットとなり好都合ですよ。

それでは今回もはりきっていきましょう。

『ピープルウェア』

開発プロジェクトでは技術も大事だけど、やっぱり「人」、「人」が大事ですよね、という本(らしいですね)。
ぼくたちスマレジの開発においても、人材の採用、育成、チーム組成って重きを置いてるとこですので、読んだらきっと役に立つんだろうなぁ、と思いつつの積ん読歴4ヶ月。晩夏から冬に変わりました。月日が経つのが早いです。


『人月の神話』
人月の神話―狼人間を撃つ銀の弾はない (Professional computing series (別巻3))
Jr.,フレデリック・P. ブルックス
ピアソンエデュケーション
2002-11

ソフトウェア開発における「人月」という見積もりの問題点を赤裸裸に指摘(してるらしいですよ)。
今となっては古典扱いの様ですが、この本について現時点では「表紙がかわいいですよね」っていうことしか語れない積ん読歴3ヶ月程。あまりにも読もうとしない為、先日B●●K●FFに下取りしてもらったので、積ん読歴一旦ストップとさせてください。


『八月の砲声』
八月の砲声 上 (ちくま学芸文庫)
バーバラ・W・タックマン
筑摩書房
2004-07-08

八月の砲声 下 (ちくま学芸文庫)
バーバラ・W・タックマン
筑摩書房
2004-07-08

1914年6月28日のサライェヴォの銃声から始まり第一次世界大戦に至るまでの過程を取り上げている(そうですね)。
最近では(と言っても一年前)クリミア戦争を扱った『クリミア戦争』なんかも発売されてますし、併せて読むとアラブの春以降の複雑な情勢ももうちょっと理解できるのかな?なんて思います。 
クリミア戦争(上)
オーランドー ファイジズ
白水社
2015-02-27

クリミア戦争(下)
オーランドー ファイジズ
白水社
2015-02-27

読みたい読みたいと思いつつ入手すらしていないので、本来積ん読ではないのですが、読みたいと思い始めて10年程という歴の長さで今回加えました。そういったわけで、積ん読歴約10年(積んでないけど)です。


『不平等が健康を損なう』
不平等が健康を損なう
イチロー カワチ
日本評論社
2004-10

なぜこの本を購入したのか、今となっては全く思い出せません。医療や医療政策にはこれまでごくごく多少の興味はあれど、携わったことも携わる機会もないのですが、一体ぼくは当時何になろうとしていたのでしょうか?
そして、積ん読になっていたことも忘れていましたが、先日B●●K●FFに下取りしてもらい、思わぬ高値で驚きです。積ん読歴(おそらく)5年ほどでした(売りました)。


『疫病と世界史』
疫病と世界史 上 (中公文庫 マ 10-1)
ウィリアム・H. マクニール
中央公論新社
2007-12

疫病と世界史 下 (中公文庫 マ 10-2)
ウィリアム・H. マクニール
中央公論新社
2007-12

そう言えば大きな病気にかかったことがありません。
主な長所が“体が頑丈”なことなので、これからも大病をすることなく過ごせたらいいな、って思います。
この本に関しては、なんだか表紙がカッコいいですよね。
積ん読歴はおそたくたぶんの4年ほど。


『貧困の終焉』
貧困の終焉―2025年までに世界を変える
ジェフリー サックス
早川書房
2006-04

ほぉ、そんなことが可能なのか、と思って購入しました。
可能かどうかは読んでないので分かりませんが、積ん読歴だけは立派に重ね、約4年ほど。
医療政策→病の歴史ときて、貧困の終わりですので、何か意図を感じますが、特に何も考えてなかったな、ということを明確に記憶してます。


『風の博物誌』
風の博物誌〈上〉 (河出文庫)
ライアル ワトソン
河出書房新社
1996-08

風の博物誌〈下〉 (河出文庫)
ライアル ワトソン
河出書房新社
1996-08

社会科学しか知らない人間には、自然科学ってちょっと憧れです。そういったわけで購入したのですが、以下のAmazonでの商品説明を読んでもなんのことだかさっぱり分かりません。

風は天の息である。地球という一つの大きな生命体の血液循環系と神経系の役割を果たし、創造の手助けをしている。だが、人間はこの風について間接的にしか知ることはできない…。様々な科学の成果を駆使し、世界中の宗教・美術・文学・音楽の中にあらわれた風の姿を追い、この不可解な自然力をトータルに捉え、ユニークな生命観を展開する「見えないもの」の博物誌
積ん読歴はかなり長くおそらく12〜13年ほど。何回か買い直してますが、序文すらまともに読んだことがなく堂々の殿堂入りです。


帳簿の世界史』『会計の時代だ』
帳簿の世界史
ジェイコブ ソール
文藝春秋
2015-04-08


それでは二冊同時にいきましょう。
とにかく世界史を扱ってるならばおもしろいはず、と安易に購入。歴史を通して帳簿や会計を学べるなんて、興味をそそられますしね。
特に『帳簿の世界史』なんて目次からしてとっても魅力的です。
■序 章 ルイ一六世はなぜ断頭台へ送られたのか 
■第1章 帳簿はいかにして生まれたのか 
■第2章 イタリア商人の「富と罰」 
■第3章 新プラトン主義に敗れたメディチ家 
■第4章 「太陽の沈まぬ国」が沈むとき 
■第5章 オランダ黄金時代を作った複式簿記 
■第6章 ブルボン朝最盛期を築いた冷酷な会計顧問
■第7章 英国首相ウォルポールの裏金工作 
■第8章 名門ウェッジウッドを生んだ帳簿分析 
■第9章 フランス絶対王政を丸裸にした財務長官 
■第10章 会計の力を駆使したアメリカ建国の父たち 
■第11章 鉄道が生んだ公認会計士 
■第12章 『クリスマス・キャロル』に描かれた会計の二面性 
■第13章 大恐慌とリーマン・ショックはなぜ防げなかったのか 
■終 章 経済破綻は世界の金融システムに組み込まれている 
■日本版特別付録 帳簿の日本史(編集部)
なぜ読まないんでしょうね?でも、積ん読歴はまだ浅く約半年ということで、今後期待のホープです。


『ハンナ・アーレント - 「戦争の世紀」を生きた政治哲学者』

現代ビジネスのこの記事で紹介されてた『ヒトラーとナチ・ドイツ』がすこぶるおもしろかったので、同時代を生きたハンナ・アーレントのことも知りたいな、と購入。
なんでしょうね。睡眠導入剤としての役割を期待されていましたが、眠る前に読むには(時代背景が)重くて、あえなくの積ん読約2ヶ月ほど。

何れも読んだことないシミズによる本の紹介ですので、信ぴょう性はちっともありませんが、ご興味持たれましたら、一度手に取ってみてくださいね。

さて、この様にいろいろ考え、行動を起こす(読む)直前まで進んでいても、あと一歩踏み出さなくては何も始まりません。
「レジを入れ替えたいな」や「POSレジを導入したい」と思っても店舗経営の根幹に関わる部分なので、なかなか一歩が踏み出せないですよね?
そういったわけでスマレジでは、新商品のレシートプリンタ内蔵キャッシュドロワ「mPOP」の発売記念キャンペーンを実施しています。
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mPOPはタブレットPOSレジに欠かすことのできない機器であるレシートプリンターとキャッシュドロアを一体型にしており、これまで別々に分かれていたレシートプリンターとキャッシュドロアが一体になったことで、さらにスッキリしたレジ周りを実現することができます。

発売を記念し、スマレジをご検討中のお客様に向けて、先着100台限定の10%OFFキャンペーンを実施してますので、これを機に「レジを入れ替え」や「POSレジを導入」ぜひご検討くださいね。