スマレジ・シミズBlog

モバイルPOSシステム「スマレジ」飲食向けOES「Waiter」のTIPS/裏技情報を営業チーム持ち回りで書いていました。
しかし、いまはとなっては大阪本社で働いているスマレジ・シミズが勝手に書いている非公式サイトです。

タグ:スマレジ

米国では急速に普及していってて、日本ではまだ見かけないサービスに「モバイルオーダー&ペイ(Mobile Order & Pay)」と「オーダー・フロム・マイ・テーブル(Order From My Table)」があります。

モバイルオーダー&ペイは、専用アプリで先に支払いを済ませた上で、店舗に注文した商品を取りに行くというもの。
この動画がすごく分かりやすかったです。

お客様のスマートフォンを使用するという考え方は、スマレジ・ウェイターのセルフオーダーと共通していますね。
ただ、このシステムあまりにも人気があって、店舗への注文が殺到してしまい、導入しているスターバックスコーヒーの店舗では、レジ待ちのお客様が商品提供までの時間の長さに諦めて帰るケースが多発しているみたいです。
供給量に対して需要超過が起こっているわけですね。時間あたりの生産量を増やせばいいという話なんですけど、そうすると既存店舗においてはスペースの問題が出てきますし、こういったツールを導入の際には新店舗で十分なスペースを確保した上で始めたいとこですね。
ただ、スペースの問題が解消されたとしても、人員確保の問題が。。。
日本の場合、多くの飲食店が人材確保に苦労してて、人材採用が進まないから新店舗がオープンできないなんてケースも耳にすることがあります。東京五輪までは建築方面に人材が集まってしまっているということも大きな原因のようです。そういったジレンマも抱えることになるツールですが、単純に売上増加のための解決策としては非常におもしろいですよね。


一方、オーダー・フロム・マイ・テーブルですが、こっちはそのままスマレジ・ウェイターのセルフオーダーと同様の考え方のようです。
こちらもまた普及度とか導入の実際とかとか詳細を調べてみますね。


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ニッチ産業って何なのか?
隙間産業なんて言われたりもしますが、語源を辿るとニッチとはドイツ語で隅っこの意味。転じて、あってもなくてもいいもの、です。
「必要性があるから産業として存在してるのでは?なんて論もありますが、とは言っても元々商品の供給や提供がなかった市場とかに潜在的な需要を掘り起こしてるんですから、取り急ぎ「あってもなくてもいいもの」ってことでいいでしょう。

特徴としては、やっぱり隙間なので大量生産ではなく、中小企業に向いていますが、差別化が難しく、競争が激しい産業とも言えますね。

Kotlerのマーケット・ポジション別の競争戦略類型で言うとニッチャーってことになって以下の定義になるようです。

業界の中で、どの企業も容易に模倣することのできない特異性をベースにした経営を行なっている企業。特異な企業ドメインを設定している。通常は、中小企業であるが、大企業にまで成長する場合もある。その場合には、ニッチ市場が定番市場にまで拡大することになる。大手企業の参入にどのようにして対抗するかが、その際のキーになる。過去多くの企業がこの点で失敗している。

マーケット・ポジション別の競争戦略類型
マーケット・ポジション別の競争戦略類型

周りを見渡すと特にITのサービスでは参入障壁も低く、開発スピードも速いことからプロダクトライフサイクルが極端に短くなって、定番市場というか成熟市場になるスピードがすごく早くなっているように見受けられます。
これまでだと市場規模が大きくなってきて、新しいプレイヤーの参入が始まり更に市場が大きくなった上で成熟していってたのが、最近だと市場規模が大きくなる前に新しいプレイヤーの参入が始まり、あっという間に製品がコモディティ化していっています。

商品がコモディティ化するとこれまでみたいな機能での差別化ができなくなり、知らぬ間に戦い方が変わるので困ったものですね。

そういった従来と異なる動き考えると、これまでよく使われていたKotlerのマーケット・ポジション別の競争戦略類型よりもMiles and Snow’s Business Strategy Typologyの方がしっくりきそうです。

Miles and Snow’s Business Strategy Typology
Miles and Snow’s Business Strategy Typology

上記を見るとプロスペクターがKotlerのマーケット・ポジション別の競争戦略類型におけるリーダーニッチャーを兼ね備えているように思えます。インターネットの普及で小規模な会社がイノベーションを起こすことも多かったりしましたが、極端なスピードアップで新たな規模の経済性の時代がきているのかもしれませんね。
あ、いや範囲の経済性でしょうか。両方ですね。


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いろいろいきさつありまして、クラウド会計システムのfreeeのブランド構築について考えました。

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情報が少ないですよね。
日本のBtoB領域におけるマーケティングとかブランドを研究されてる余田拓郎教授(慶応義塾大学大学院経営管理研究科)もその著書の中で下記の通り述べられています。


企業経営においてブランドの重要性が指摘されるようになって久しいが、積極的に展開する企業は消費財関連の企業であり、BtoB領域では、ブランドやそのコミュニケーションに関心を持つ企業は少数派である。(『Btob事業のための成分ブランディング』、中央経済社)


P・F・ドラッカーは、The Practice of manaement(『新訳 現代の経営』上田惇生訳,ダイヤモンド社)の中で、企業の成長に欠かせないのは「イノベーション」と「マーケティング」だと指摘した。すでに50年以上も前の著作になるが、日本のBtoB企業についていえば、ほとんどが「イノベーション」に注力するものの、「マーケティング」は蚊帳の外に置かれている。(『BtoBマーケティング』、東洋経済新報社)


これまで法人間(BtoB)の取引では、属人的な営業力に頼る傾向が強く、組織的なマーケティングが浸透してこなかった。ところが、既存の得意先との人的つながりに安住していては、市場全体のニーズの変化に取り残されてしまう状況が生まれている。また、顧客企業も市場の変化に合わせて、購買対象商品の品質や価格をより精密に吟味するようになり、購買意思決定のプロセスもより複雑になってきている。(『実践 BtoBマーケティング』、東洋経済新報社)


それぞれ3冊の全て序文からの抜粋ですが、いずれにしても日本のBtoB企業でマーケティングが浸透していないという危機感がひしひしと感じられます。ひしひし。


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先日、故郷(広島の呉です)から程近い江田島にスマレジの導入で行ってきました。

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江田島といえば、 かつて海軍兵学校があり(現在は海上自衛隊幹部候補生学校)、高校の野外学習のカッター訓練がスパルタだったりと恐ろしげなイメージを持つ島でしたが、ややや!そんなイメージは過去のものとなっています。
現在は、 市をあげてオリーブの生産に勤め、新たな雇用と観光客を呼び込むとっても美しくてピースフルな島でした。
ちょうど今時分は、オリーブが花をつけ見頃のようですので、ぜひぜひ足を運んでみてくださいね。

 広島産オリーブ「安芸の島の実」とオリーブオイルの購入やレストラン、ショップを展開する江田島オリーブファクトリーのウェブサイトはこちらです。


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