■一貫生産
・産業連関構造(川上から川下)
 鉄鉱石→鉄(神戸製鋼)→鉄鉱→部品→製品(パナソニック)→販売・広告
 
・取引費用(埋没費用):取引相手を見つける費用。日本の企業は、長期継続取引のため、
 日本独特の言葉。
 
・日米構造協成:日本はどんな高機能で低価格でも米企業から購入しなかった。
・協力会:直接取引。直接の口座を開設している。品質も価格も基準を満たしていることのお墨付き。

・産業連関取引関係
①情報交換
②コミットメント

1)情報の非対称性
売り手の情報量と買い手の情報量は違う。産業連関取引関係の場合、情報の非対称性があると信用されない。情報交換の必要がある。
経営資源の移転(ヒト・モノ・カネ・情報)

2)技術・技能力の質的構造
機械化できるものを技術。機械化できないものを技能。
形式知(マニュアル化できる技術)/暗黙知(マニュアル化できない技術)
中小企業の現場は暗黙知に満ち満ちている。

暗黙知が怪しくなっている業界に金型がある。
職人の世界だったが、3Dプリンターの登場と中国の技術向上。

・モジュール:汎用部品(形式知)となり、競争力を失った。

・鉄鋼
八幡製鉄→新日鉄(1969)→新日鉄住金
富士製鉄→新日鉄(1969)→新日鉄住金
日本鋼管→JFE
川崎製鉄→JFE
住友金属→新日鉄住金
神戸製鋼

・産業再編(産業ナショナリズム):鉄鋼と銀行が多かった。産業の黒船が起因。
⇒貿易の自由化(1960)
⇒資本の自由化(1970)

・新日鉄への統合により日本の鉄鋼の競争力が落ちた。
独占禁止法(シェア50%を超えた場合に独占)アメリカは独占の「おそれ」がある場合取り締まれる。
独占禁止は消費者保護
トラスト(合併)
四つの品目が50%を超えた。  

・六大企業集団
三井住友/住友/三菱/安田(富士)/第一勧銀/三和
株式相互持ち合い。ワンセット主義
六大企業集団が唯一なかった業界は航空機。そこからロケットや戦闘機、戦車などが作れるため。


■ビール業界:戦前は2つのブランドしかなかった
・大日本ビール(エビス):60%→サッポロ:30%→20%
               →アサヒ:30%→10%→30%(ドライ製法)
・キリンビール(キリン):40%→①サントリー:成功→10%
               →②オリオン:失敗
               →③タカラ:失敗

・なぜサントリーが成功したか?
1)免許制:お酒を売るには免許がいる
2)特約店:ビール以外では家電と化粧品。サントリー、オリオン、タカラは特約店がなかった。
更に特約店を作ろうとしても免許制があり作れなかった。そのため、3社とも失敗した。
技術提携によりアサヒの特約店でサントリーを売ってよいことになり、サントリーのみ生き延びる。


■シート3-5

    O               T
S 積極的攻勢          差別化戦略
  Sを使ってOを活かす      Sを使ってTをくじく
W 段階施策           専守防衛・撤退
  Oを使ってWをくじく


・5force(企業というよりも産業の分析)
     新規参入企業
        ↓
供給業者→業界内の既存企業←顧客
        ↑
       代替製品

・産業構成比
①所得
②労働力

・コーリンクラーク
 物財:狩猟・採集型 第一次産業
   :加工・組立型 第二次産業
 用役材:第三次産業

・ペティ・クラークの法則
 経済が成長するにつれて産業構造は第一次産業→第二次産業→第三次産業に移行する。

・ホフマンの法則
 経済が成長するにつれて製造業は、素材型→加工型に移行する。


・S-C-Pパラダイム
 structure(構造 :組織)
 conduct(行動:戦略)
 performance(成果:結果)

1)市場ポジショニング視角(自社の立ち位置):C シェアが高いと良いヒト・モノ・カネが集まってくる。
2)資源ベース視角(自社の経営資源):S 企業の最終的な成果は資源が規定する。


■アンゾフのマトリックス
・横軸:製品
・縦軸:市場(顧客)

1.既存事業・既存製品・既存市場:本業の把握(見える化)
2.新製品開発(既存市場)
3.新市場開拓(既存製品)
4.新製品・新市場:多角化


・第二創業(経営革新)イノベーション
①資源の連続性
②製品連続
③技術マーケティング(技術の連続性とも言える)

・第二創業例 共立サービス
自動車修理工場→新エネルギー供給
80年代の終わりに自動車電話が流行り、自動車電話の取付を行うようになった。
自動車電話→携帯電話 この変化により携帯電話ショップになった。
京セラの携帯電話を売っていた。京セラで太陽光発電を売っており、その後、新エネルギー供給を行う途上。


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